今年は、飲食店さんを中心にすでに何件か店舗の改装のお手伝いをさせて頂いております。

その中で数件、持続化補助金をご利用された方もいらっしゃいまして、こちらもその案件の1つです。

こちらは愛知県内の女性経営者の方が経営されている美容院なのですが、もう長くやっていらっしゃるので施設の老朽化もところどころあり、また既存顧客層が高齢者であるため、先のことを考えるとちょっと若い客層の取り込みも今後考えたいが・・・ということでした。

こちらの案件では、「何を基準にどのようにいろいろな部材の色を選んだらよいかわからない」ということでご依頼いただき、まずは基準を決める為に「経営方針を固め」「戦略を決め」「色で最適化する」という流れ
①今後の経営方針と戦略の策定
②それに沿った店内外の改装のカラーコーディネート案の立案
③工事後の施工確認と改装を踏まえての今後の方針と戦略の再確認
この3つの項目についてお手伝いさせて頂きました。

一例としてUPしますが、こちらが旧店内の床です。
経営者であり施術者であるオーナー様は「毛染めの液ダレがあるので、明るい色でなく汚れても良い色がいい」と当初おっしゃっていました。
この古い床材もそんな理由もあって選ばれたらしく、確かにシミは目立ちにくいのですが、店内が古く昭和な感じがするのと、やはり落ち着いたというよりやや暗めなイメージになっていました。

ただ、顧客層が7~80代女性ですので、それでも悪くなかったのです。

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美容院の床材のカラー選定

ですが、今後のことを考えると高齢化する顧客は、来店できなくなったり介護施設に入ってしまったりする率がどんどん高まるので、現状は特に問題ないけれど、今から対応策として近隣のもうちょっと若い層にもアプローチできるお店にということになりました。

そこで、であればもう少し明るく女性らしく店内にして自分達の居場所として居心地よくしてあげる、お店の外も若い層の方々も入りやすく、自分たちをきれいにしてくれるお店と認識して頂く工夫をする必要がある、連動させてさりげなく(ご近所に幾つも同業者がいる為)改装をPRする必要があることをお伝えしました。

そして、顧客層などを具体化し、集客の作戦を立て、サービスメニューを見直し、それに沿って「そういうことであれば、こんなのは?」というオーナーさんの感性で選んだ物に対してアドバイスをさせて頂くという形でカラーコーディネートのお手伝いをさせて頂きました。
弊社の最も得意とする「お客様の夢をかたちに」まさにそんなお手伝いでした。

こちらの案件は、そのビジネスプランを気に入って頂けて「もう年齢も年齢なので、持続化補助金だけでなく借り入れを起して一気にやるわ!」と決断され、実際にこの2つで資金調達をされて改装を行いました。

こちらが改装後の店内です。
最も気に入られていたのは、実は色でなく、カウンターの穴(立ち上がるときに便利)だったりするのですが(苦笑)、店内では壁紙の色・床材の色・ブラインドの色・椅子の色・窓ガラスを変えて、外装では看板・ファザードのテントを変えて、ずいぶん女性らしく明るい店内になりました。

一番の変化は、ドア開けるまえに店内を覗いただけで「うわ、すごく明るく広くなった!!!」でした。

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美容院のカラーコーディネート改装後

意外ときれいに改装されると、皆さん事前のお写真のUPを嫌がられるのですが、本当に違います。

核を決めて、1つ1つ丁寧に沿わせてゆくと、こんな風に統一感がでるんですね。
伝えたいイメージも伝わりやすくなりますね。

80歳くらいのお客様はなんとこれだけの改装にも関わらず気づかれない方が多いみたいですし、床掃除は大変になったみたいなんですが、それでもわかるお客様には喜んで頂けているようでよかったです。

素敵なご縁を頂けたことに感謝申し上げますと共に、ますますのご発展を心より祈念しております。

サンライト カラーコンサルタント渡辺江利子